伊香保への一人旅。美味しい料理に良い温泉。綺麗な部屋でゆっくりしたい方へ。
温泉宿が嫌いな方にオススメ。おひとりさまでも気兼ねなく堂々とリラックスＯＫ！
料理よし。温泉よし。アクセスよし。お値段よし。
温泉だけど綺麗な洋室にベット。『洋風旅館ぴのん』をご紹介します。
ぴのんへのアクセス by公共交通機関
ワタクシは車ナシ、ペーパードライバーなのでレンタカーもダメ、ですので、公共交通機関で行くしかありません。
アクセス経路は以下の通り。
新宿からＪＲ高速バス「上州ゆめぐり号」2600円。
伊香保の石段街バス停で下車。ここまで2時間30分。
お値段的にも時間的にも、東京からだと栃木の温泉へ行くよりは伊香保のほうがアクセスしやすいですね。
洋風旅館ぴのんは、石段街から幹線道路を歩いて5分くらいのところにあります。
チェックイン時はロビーに通され、ウェルカムドリンクをいただきながら館内の説明を受けます。チェックイン開始時刻に行ったから、他にもお客さんはたくさん居るのに、スタッフさんは急いでる素振りも焦ってる素振りもなし。十分に時間をかけて、丁寧に対応してくれます。夕食はフレンチかシノワかを選択できるので事前に連絡済でしたが、実際に当日のメニュー写真を見せてくれて、「今でも変更できますよ」と言ってくれるホスピタリティ。
私だったら、当日の変更なんて、「ちっ！」って思っちゃいますわ。・・・じわじわと、癒しの時間がスタートです。
落ち着くお部屋
ひとり旅用のシングルの洋室は小さく、窓からの眺望もありませんが、『Cozy』とでも言えば良いのでしょうか。清潔で綺麗です。リネン類は柔軟剤の香りもなく、気持ちが良い。館内には常に控えめにビートルズ音楽が流れていて、いたる所に英国テイストが。施設全般、綺麗。そして全館禁煙なのも嬉しいところ。
石段街を歩き疲れて、温泉に入って、おいしい料理をいただき、ぐでーっとリラックスするのに最高なお部屋でした。自分の部屋に近い安心感かもしれません。。
お値段以上の食事
夕食は、ひとり旅で、温泉宿なのに、フレンチかシノワかを選択できます！どれも見た目も美しく、美味しく、かと言って量が少ない事も無く、大変満足のいく内容でした。
私は冬に訪問したので、レストランには各席にブランケットが置いてあり、細やかな心遣いも感じられる。
１人で夕食をいただいている方が何人も居て、気持ちもラクですよ。
朝食は、和食か洋食を選択。是非、洋食にしてみてくださいね。
オムレツ、ふっかふか。それはそれは、ふっかふか。
クロワッサン、ぱりっぱり。
ありがたい事にパンはおかわり自由。スタッフさんが頃愛を見て、「お持ちしましょうか？」と、声をかけてくれます。そのタイミングが抜群。それなのに、監視されているような視線は一切感じず、とても自然。
温泉は源泉かけ流し
ぴのんには小さい、コンパクトなサイズの温泉があります。「え、じゃあ激混みじゃないの？！」と思いきや、滞在中はほぼ貸し切り状態で、これがまた居心地の良い空間でした。貸し切り温泉は有料で、別にあるのですけれどね。
温泉は人通りの少ない地下にあるせいか、入り口は常に鍵をかけるようになっていて、変な人？がいきなり脱衣所に侵入できないようになってます。安心。
しかも、ご近所（徒歩2分）の姉妹館・松本楼のお風呂にも入れるのです！お部屋に置いてある「温泉かごバック」を持って松本楼へ入ると、「あ、ぴのんのお客さんが温泉入りに来た」のしるし。それで「顔パス」となります。
松本楼のお風呂はとっても広々。黄金の湯と白銀の湯の２種類あって、風水効果もＵＰするそうです。露天はハーブ風呂になっていて、中には綺麗なバラが。どれもみな、良い温泉です。
スタッフさんのホスピタリティ
チェックアウトする時のフロントには、奥のレストランの朝食サービス（パンのサーブ）と兼務して、あわただしくしていたスタッフのお兄さん1人のみ。
が、お兄さんは忙しくても、多少テンパり気味でも、おそらく心が忘れていなかった。
「少しはゆっくり、リラックスできましたか？」
決してロボティックではなく、お兄さんからさりげなくするっと出てきた言葉。んーさすが！！
ぴのんはチェックイン時の対応にしても、温泉かごバックにしても、色んな所に心配り・気配りを感じました。
寒くないように、お部屋に浴衣版のガウンみたいのも置いてあったし。
女性の1人旅、ゼッタイこの宿にすべしと思います！
私はまたあのオムレツとクロワッサンをいただきに行きたい。その合間に温泉でぐうたらと。
気ままな、ひとり旅ならではですね。
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伊香保温泉「洋風旅館ぴのん」
〒377-0102
群馬県渋川市伊香保町383
予約TEL.0279-72-3308
